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黒滝村旧役場庁舎、洋館が伝える林業の隆盛
建物が語る記憶… 黒滝村旧役場庁舎、洋館が伝える林業の隆盛 奈良
2008.4.13 02:43

 大峰山系の豊かな自然に恵まれた奈良県黒滝村。リゾート施設「黒滝・森物語村」(同村粟飯谷)の一角に、緑色をした木造2階建てのしゃれた洋館がたたずむ。

 黒滝村旧役場庁舎。明治43年の建築で、大正2年から65年間にわたり役場として使われた後、旧所在地の同村中戸から移築され、昭和54年、県指定文化財に。現在も村民俗資料館として活用されている。

 この洋館こそ、17世紀に吉野杉の栽培が始まった同村の隆盛を伝える“生き証人”でもある。

 香り高く、きめ細かな薄紅色の木肌をした黒滝産の杉は、かつて高級品として珍重され、県外にもたくさん流通した。

 村産杉を使った同建物は、築後3年間は林業従事者の組合事務所だった。山あいには珍しい斬新なデザインは、林業の里として発展する同村のシンボルとして、村民に親しまれた。

 「しゃれた造りになったのは、道路が未整備だったにもかかわらず、黒滝が当時から都会との交流を大切にしていたということだと思います」。長年林業に携わる村森林組合の中村栄作副組合長(77)がしみじみ語る。

 村が最も活況を呈したのは戦後のこと。空襲で焼かれた都会の復興で木材の需要が急増した。日給300円の時代、約2メートルの細い間伐材に1000本3万円の値がついた。材木を満載したトラックが、次々と大阪などへ向かった。

 「今は二束三文の間伐材でも、昔は飛ぶように売れた。だから、山の管理はすごく行き届いていました」。大木を大きなのこぎりで切り倒し、ロープで引きずり降ろして搬出するのは重労働だったが、巨万の富を生み出す作業は、やりがいに満ちていた。

 だが、昭和40年代に入って安価な外国産の木材が流通し、国産の高級木材は次第に衰退。高品質の吉野杉は健闘したが、やがて他府県産と同じ道をたどった。

 「村の林業は今、惰性で流れている状態。このままでは経済の流れに乗っていけない」。中村さんは硬い表情で先行きを憂慮する。

 しかし、黒滝では時代を先取りし、林業に代わる特産品作りにも40年代初頭から挑戦してきた。全国初のアマゴの養殖、コンニャク作り、イノシシの飼育…。今や全国各地で行われている村おこしの取り組みは、意外にも“黒滝発”のものが多い。

 村森林組合でも、後継者不足が深刻化する前から村内移住希望の若者を募ってきた。県外から移り住んだ男性の1人は「チェーンソーアート」を発展させ、山奥での創作が、全国に知られるようになった。

 また、隣の天川村住民と手を携えて平成15年に発足した「ササユリ組合」は、洋館が見渡せる黒滝・森物語村内の丘に、ササユリ園を開設することを決定。数年内には毎年6〜7月ごろに、神話の時代から伝わる淡紅色の可憐(かれん)な花が楽しめる予定だ。

 大正初期の人口約3000人に対し、現在は約1000人。うち中学校以下は80人に満たず、確実に過疎・高齢化が進む同村。しかし、住民の進取気鋭の気風と、挑戦精神は、今も息づき続けている。

(栗井裕美子)




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| 大成浩市 | 日本の森 | 09:55 | comments(0) | trackbacks(3) |トップページへ|
森林セラピー基地:奥多摩の5遊歩道、都内初
森林セラピー基地:奥多摩の5遊歩道、都内初

一般客募り来月モニターツアー /東京

 都心から2時間。「癒やしの森」へいらっしゃい−−。奥多摩町が都内で初めて、「森林セラピー基地」に認定された。森林浴を通じて、町民や来訪者の心と体の健康増進を図る。本格的な観光展開は来年度からだが、奥多摩町は来月、一般客を募りモニターツアーを実施する。

 森林セラピー基地は、林野庁の外郭団体が進める事業。森林浴のストレス解消効果、癒やし効果を科学的に検証しており、日本医科大との研究では「ガンを抑制する免疫細胞が森林浴によって50%アップした」との結果が得られたという。これまでに長野県飯山市など、全国で35カ所がセラピー基地として認定されている。

 今回認定されたのは、「奥多摩湖いこいの路」「川苔谷・百尋ノ滝探勝路」など奥多摩町内の遊歩道5カ所。町は「おくたま巨樹に癒される町」と命名し、車いすの人でも散策を楽しめるコースを整備するなど、来年度からの本格実施に向け、準備を進めている。

 町観光産業課によると、05年度に町内を訪れた観光客は145万人。レジャーの多様化もあり、00年度に比べ約25万人減少した。地元の旅館業者や医療関係者とも連携し、基地認定を「町おこし」の起爆剤にしたい考えだ。

 観光産業課の原島滋隆さんは「現状では、観光客の9割が日帰り。森林セラピーと観光を連動させ、滞在型の観光を根付かせたい」と話す。他県の基地と違い、都心から2時間で行かれる好立地も「観光客を呼び寄せる売り」になるという。

 モニターツアーは来月28日から1泊2日。多摩川河畔の散策や旬の料理のもてなしに加え、ストレスの度合いを測るイベントもあり、森林浴の効果を実感できる。参加費用は1万9500円。先着20人で、20歳以上が対象。募集期間は今月15日から1カ月間。問い合わせは町観光産業課(0428・83・2295)まで。【川崎桂吾】





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| 大成浩市 | 日本の森 | 09:53 | comments(0) | trackbacks(1) |トップページへ|
荒れる民有林、境界線は所有者にも分からず
荒れる民有林、境界線は所有者にも分からず

 林業の担い手の減少に伴い、民有林の境界線が所有者にも分からないというケースが全国で増えている。このため林が十分に手入れされず、花粉症や土砂災害の対策に影響が出る恐れもあるという。

 「山は荒れ放題。どこで境界を引いていたか全くわからない」。東京都あきる野市の山林で、都森林組合職員の鈴木邦弘さん(67)が杉の木を見上げた。市の委託を受けた境界確定作業は難航中。「最近は所有者でさえ自分の山の境界を知らない人が多い」と話す。

 山林の公図は不確かなことが多く、境界線は目印に木を植えるなどして確認してきた。だが、林業を営む山林所有者が減り、目印の不明な山林が増えている。

 日本の森林の約70%は民有林。農林水産省が10年前に行った調査では、自分の山の境界を知らない地主は、山のそばに住む人で25%、離れて暮らす人で半数に上った。全国森林組合連合会(東京)は「1990年代から全国的に始まった傾向」と話し、この10年でさらに進んでいるとみられる。

 頼りは地元の古老の記憶だが、高齢化は深刻だ。鈴木さんは「2年前に亡くなった古老には、体調がぎりぎりのところを山の下まで来てもらい、境界を教えてもらった」と語る。鈴木さんが今、あきる野市内で頼りにしている林業者は清水政雄さん(74)一人。50年近く山仕事をしてきた清水さんは「山の後継者たちも木材価格が下がって転業してしまった」と嘆き、連合会は「彼らがいなくなったら、境界が永遠にわからない所も出てくる。今が瀬戸際」と危機感を強めている。

 山林は市街地と異なり、売買が少ないので、所有者が境界確定の必要に迫られる機会も少ない。国土交通省の「地籍調査」で、山林の境界確定作業も実施しているが、2006年度までに済んでいるのは、民有林の40%程度だという。

 境界が不明だと、どこまで樹林を切ってよいのかを特定できず、間伐が進まない。樹木が密集すると下草が減り、土砂災害につながる。花粉の発生源対策を始めた東京都は「杉林の間伐は、花粉症対策にも重要なのだが……」と困惑する。

 林野庁でも京都議定書で定められた温室効果ガスの削減目標達成への影響を心配している。森林が吸収する二酸化炭素分は目標値から差し引けるが、主な対象は間伐された山林。日本では、06年時点で必要な90年比12・4%の削減目標に対し、3・8%までを「森林吸収」で差し引ける計算だが、今のままだと、そのうち1%分は間伐が未実施として差し引けないという。(中田征志)
(2008年4月7日14時36分 読売新聞)




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| 大成浩市 | 日本の森 | 23:18 | comments(0) | trackbacks(4) |トップページへ|
荒れた森林 乳牛が再生
林間放牧はカルガモ農法に通じるものがありますね。
自然の力を活かしています。

荒れた森林 乳牛が再生

2007年12月27日

手入れが行き届かず荒れた森林に乳牛を放牧して、森をよみがえらせようという企業の実験が、京丹後市で始まった。急斜面の山間地で乳牛を飼う「山地(やま・ち)酪農」を森林保全に応用するユニークな試みだ。牛に下草刈りなどを任せる一方、牛から得られる乳製品を販売。収入減に悩む林業農家も取り組める新たな森林保全ビジネスを切り開く。

 京丹後市弥栄町船木の森林。森林の認証審査など環境事業を扱う企業「アミタ」(東京)が21日、標高差30メートル、広さ5ヘクタールの「森林ノ牧場」を開いた。大人の背丈ほどの下草が茂る森だ。

 林業衰退などで放置された森林は、保水力が落ちて災害が起こりやすくなるほか、きれいな水を供給する機能や二酸化炭素を吸収して温暖化を防ぐ力も弱くなるという。

 この牧場ではジャージー種の乳牛10頭が、急な斜面を自由に移動し、下草を食べ、ふんをする。雪が積もらない限り、餌はやらない。担当する末次貴英さん(26)は「間伐や植林には重労働の下草刈りが必要だが、ここなら牛が食べてくれる。枝打ちの一部も牛が体をぶつけながらやってくれる」。牛のひづめが土地を耕し、排泄(はいせつ)物が肥料となって土地が豊かになれば、木も成長しやすくなるという。

 搾乳量は1頭あたり1日10〜15リットルで、近くの工房で低温殺菌加工。来年1月から「森林ノ牛乳」として工房や京都市内の百貨店で売る計画だ。

 実験がうまくいけば、アミタは他でも牧場を開いたり、自治体や企業、個人などの森林の所有者にノウハウを提供したりして収益を上げたいという。広報担当者は「林業と山地酪農を組み合わせれば、木材価格の低下で減った収入を乳製品販売などの副収入で補うことが期待できる」と話す。




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| 大成浩市 | 日本の森 | 22:38 | comments(0) | trackbacks(6) |トップページへ|
トトロの森
トトロの森
トトロの森は、埼玉県の狭山丘陵にある小さな森です。現在は、トトロのふるさと財団によって管理されています。
「となりのトトロ」を観た人は一度は行ってみてください。

トトロの森
トトロの森はほんとに小さな森ですが、都会の森のテーマパークとなっているようです。

トトロの森
カタクリはわりと標高の高いところ、300メートル以上かな?、でないとあまり見られないと思いましたが、この森にもあるようですね。

トトロの森
たぶんクヌギの苗木だと思いますが、植え付けされていました。

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| 大成浩市 | 日本の森 | 19:07 | comments(0) | trackbacks(0) |トップページへ|


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